マーチンゲール法のメリット

皆さんは、マーチンゲール法というシステムベットの方法をご存知ですか?
システムベットとは、機械的にベットする金額をあらかじめ決めておき、その法則にしたがって感情抜きにしてギャンブルでお金を賭けていくという方法です。
そのシステムベットの中でも最も有名なものにマーチンゲール法という賭け方があります。

これは、2分の1の確率で2倍の報酬がもらえるというタイプのギャンブルで特に使われます。
オンラインカジノで言えば、ベーシックストラテジーを使用したブラックジャックや、バカラ、ルーレットの「赤か黒か」などです。
このようなゲームを行う際に、マーチンゲール法を利用することによって勝てる可能性を大幅にアップさせることができます。

今回の記事では、そんなマーチンゲール法のメリットとデメリットをご紹介します。

マーチンゲール法とは

マーチンゲール法は、最初に賭ける金額を一つの単位とし、負けたら次の賭けでは賭け金を倍にするという単純なものです。
勝ったら賭ける金額は最初に戻ります。
1ドル賭けて負けたら2ドル、2ドル賭けて負けたら4ドル円4ドル賭けて負けたら8ドルと倍賭けしていくのです。
そしてどこかの段階で勝利すれば1ドルの勝利になります。

これを1セットと考えると、最終的に1つのセットで必ず1ドル、利益が出ます。

マーチンゲール法のメリット2

マーチンゲール法のメリット

マーチンゲール法の最も大きなメリットは、高確率で資金を増やすことができるということです。
勝率50%のゲームで考えた場合、5連敗する可能性は3.13%です。
最初に賭けた金額が1ドルだった場合、5回目の勝負の時に場に出す金額は16ドル。
それまでに賭けてきた金額の合計は、その16ドルを足して31ドルです。
この勝負に勝てば32ドルが入ってくるので、トータルで1ドルのプラスになります。

この5回目のゲームに関して考えれば、単発では2分の1の勝率となる勝負ですが、勝負がここまでもつれ込む可能性は4連敗をする確率ですので6.25%しかありません。
そして、5連敗する可能性は3.13%。
そしてさらにそのまま負けが続く可能性は1.56%、0.78%と下がっていき、10連敗する可能性にいたっては0.1%。
つまり、1000回に1回しか起こらない出来事なのです。

万が一10連敗した時の必要なクレジットである1023ドルという金額が手元にあり、テーブルのベット金額の上限が1023ドルを超えているのであれば99.9%の確率で1ドルが増える勝負ということになるのです。
これは利益は少ないですが、確率で考えると大きな魅力ですよね。

まとめ

マーチンゲール法の魅力は、高確率で小さな勝利を収めることができるという部分で、もう少しだけ資金を増やしたいというときに有効な手段です。

ただし、万が一連敗してしまったときのリスクは非常に高くなります。
上記の例で言えば、0.01%の確率で負けてしまった際には1023ドルが失われるのです。

これをデメリットと考えるかどうかが、マーチンゲール法を使うかどうかのポイントになりそうです。