ビデオポーカーは、オンラインカジノでも大人気のゲームで、モニターに映し出された5枚のトランプを使って、ロイヤルストレートフラッシュやフォーカード、フルハウス、ストレートなどといった役を作るゲームです。
他のプレイヤーに勝つことや、ディーラーに勝つことが目的ではなく、より強い役を作り、その役に設定された配当を得ることを目的としています。
オンラインカジノには非常に様々なビデオポーカーの機種が存在しており、マイクロゲーミング社だけでも、59種類のビデオポーカーがあります。
それだけ需要があるゲームだということなのでしょう。
海外では、日本でいうパチンコと同じくらいの人気があるそうです。
今回は、そんなビデオポーカーの中に備わっている「ダブルアップ」というルールについて考えていこうと思います。
ダブルアップとは
ダブルアップは、ポーカーの役が揃い、獲得した勝利金を全額賭けて倍に増やしていくというハイリスクハイリターンなゲームです。
ゲームのルールは、ポーカーではありません。
5枚のカードが裏返しに配られ、一番左のカードだけがオープンされます。
そして残りの4枚のカードの中からプレイヤーが1枚を選び、オープンされている一番左のカードよりも強いカードを引ければ勝ち、弱いカード引いたら負けというゲームです。
単純に考えれば勝率が2分の1で、配当が2倍というゲームになるため、バカラや、ルーレットの「赤か黒か」のようなゲームに近いかもしれません。
ただし、このゲームはプレイヤーがめくるカードを指定することができるため、自分の意思で戦っているという感覚を味わうことができます。
ただし賭け金は前回のポーカーで獲得した金額になるので、プレイヤーが操作することはできません。
このダブルアップは、「さっきの勝負で負けていたら手に入らなかったお金だ」と感じてついつい賭けてしまいます。
ダブルアップを使う際の自己管理
2分の1の確率で勝利できるダブルアップであっても、3回続けて勝利する可能性は8分の1です。
再現なく繰り返すと100%負けます。
事実かどうかはわかりませんが、過去にダブルアップに18回連続で成功し、5ドルが131万ドルに化けたという話もあったそうです。
しかし、こんな話があるから「自分も勝てるかもしれない」と考えてしまい、何度目かのダブルアップで賞金の全てを失ってしまうのです。
このようなせっかくの勝利を水の泡にしてしまわないためにも、ダブルアップを使う時のルールを自分に課しておき、それを破らないようにプレイする必要があるでしょう。
まとめ
ビデオポーカーにおいて、ダブルアップのルールは非常に魅力的です。
もともとあったお金を使うのではなく、賭けによって勝ったお金で賭けを行うため、ついつい強気になってダブルアップを選んでしまうのです。
しかし、2分の1の確率で勝てると言っても、世の中そこまでうまくはいきません。
多くの人はダブルアップで痛い思いを見ます。
そのため、あらかじめ自分にダブルアップをする上限の回数や、金額の制限などつけておくと良いでしょう。